Thursday, May 6, 2010
ミャンマーNLDが解党 最大の民主化勢力消える
【バンコク=山本大輔】1980年代末からミャンマー(ビルマ)民主化闘争を率いてきた野党「国民民主連盟(NLD)」の解党が6日、決まった。年内予定の総選挙に向けた政党登録期限までに登録申請を出さず、政党資格を失った。
アウン・サン・スー・チーさんを象徴に軍事政権と対峙(たいじ)してきた最大の民主化勢力であるNLDの選挙不参加、解党が決まったことで、国民が民主化の希望を託す最大の受け皿が失われたことになる。
情報筋によると、7日以降、NLDの政党活動や党員の政治活動は違法とみなされ、摘発の対象にもなるという。
NLD広報担当者らによると、自宅軟禁中のスー・チーさんは6日までに、党名が記された看板や党旗はそのまま残すように指示。NLDは政党ではなくなるが、政治犯として獄中にある民主活動家らの家族支援やエイズウイルス(HIV)感染者らを支援する社会奉仕団体として活動していくという。
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