Thursday, May 6, 2010
ミャンマー・野党NLDが最後の集会
ミャンマーの民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんが率いる最大野党NLD(=国民民主連盟)は、近く非合法化されるのを前に5日、最後の集会を開きました。
スー・チーさん率いるNLDは5日、最大都市・ヤンゴンの本部事務所でスー・チーさんの誕生日を前倒しで祝う集会を開きました。現在も自宅軟禁下に置かれているスー・チーさんの誕生日は来月19日ですが、この日の集会ではNLDや支援者から服役中の政治犯の子どもたちに奨学金が贈られました。
ミャンマーでは今年、20年ぶりとなる総選挙が実施される予定ですが、NLDはすでに選挙のボイコットを決めています。
NLDは、軍事政権が新たに制定した法律に基づく政党登録をしていないため7日に自動的に解党、もしくは非合法化される見通しで、この日が最後の集会となりました。5日付のミャンマー国営紙によると、これまでにテイン・セイン首相率いる連邦団結発展党など24の政党が登録を終えたとされ、軍政は着々と選挙への準備を進めています。(06日01:34)
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