ミャンマー国営放送は29日、テイン・セイン首相ら軍事政権の閣僚らが、今年行われる総選挙に向け、政党登録を申請したと報じました。
ミャンマー国営放送は29日、軍事政権のテイン・セイン首相を党首とするUSDP=連邦団結発展党が政党としての登録を選挙管理委員会に届け出たと報じました。
USDPは軍事政権が設立した組織で、2500万人の会員数を誇る「連邦団結発展協会」が組織を変えて、いわば「軍人の受け皿政党」となったものとみられています。
ミャンマーでは今年秋にも20年ぶりとなる総選挙が行われる予定で、USDPの党員となっているテイン・セイン首相ら閣僚らは、出馬準備のため、今週、軍籍を離脱していました。
民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさん率いる最大野党NLD=国民民主連盟は、政党登録は行わず、総選挙をボイコットすることをすでに表明しています。
このため、軍が総選挙後も権力維持に向け、着々と準備を進める一方で、民主化勢力を排除する動きに、国際社会の批判が高まっています。
TBSニュース
Wednesday, May 5, 2010
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