国営放送は13日、総選挙を11月7日に行うと
発表した。
昨年有罪判決を受けて自宅軟禁されている民主化
運動指導者アウンサンスーチー氏については、
軍政が刑期の起点とする日付が不明だが、収容
期限が早くて11月13日であるため、選挙前の解放
はないと考えられる。但し氏が率いる
国民民主連盟(NLD)は総選挙プロセスが自由・
公正でないことを理由に選挙への参加を拒否している。
【選管委、下院の選挙区330を発表】
・選挙管理委員会は12日付の国営紙を通じて
下院の選挙区330を発表した。下院の定数は440で、
うち110は選挙を経ずに軍人に割り当てられる。
上院の定数は224で、下院と同様に定数の4分の1
の56が軍人に割り当てられ、残りの168が選挙で決まる。
上院の選挙区も近く公表される予定。
・各管区・州の下院選挙区数は以下の通り。
ラングーン45、イラワディ26、ペグー(バゴー)28、
タニンダーイ10、マンダレー36、マグウェ25、
ザガイン37(以上管区)、カチン18、カレン7、
カレンニー(カヤー)7、チン9、モン10、
アラカン(ラカイン)17、シャン55(以上州)。
・これまでに登録申請した46の政党のうち
40の登録が認められている。選挙運動が自由に
できないことへの不満を表明する政党も出てきた。
「民主党」は、警察が党員を脅しているとして
選挙管理委員会に苦情を訴えた。また別の政党
「連邦民主党」の議長も先週、軍政の「連邦
団結発展党(USDP)」以外の政党は政治活動を
自由にできないこと等を理由に辞任した。
配布元: ビルマ情報ネットワーク
協力: ビルマ市民フォーラム
Friday, August 13, 2010
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